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私達技術者が目指すべき形

IT業界では大きな会社が営業力が強く、大きな案件を受注できます。
しかし、実際の所、直節利益につながる営業マンに力を入れるあまり、技術者が少ないなどの問題により、
多重下請け構造が当たり前になり、下の層の実働技術者の給料はとても低くなってしまっています。

その給料の低さ故、責任感がかなり失われる為か、案件の途中で人が変わったりなどという事が頻発しています。
中小企業を転々としている技術者もかなり多くいます。

これでは満足していただける仕事が本当にできているのか疑問がいっぱいですね。
その結果、他業者の人もIT業界への外注先を転々と変えているのをよく見ます。

日本の雇用流動性の低さからして、下請け構造はどこにでもある話ではありますが、
しかたがないと目をつぶっていてはいつまでも解決しません。

この問題の原点は、
１「技術者は人との繋がり、関わり、営業力、が弱い」
２「日本の企業は雇用流動性が低く、必要な時以外は社員として抱えたくない」
３「ユーザー様のIT理解度が低い」
につきます。

しかし、それらの問題点を解決できたとしたら、とても良いIT業界が見える気がします。

１，２に関しては
もちろん技術者は技術を伸ばすのは大前提ですが、
「人と人の関わりを大事にする。（営業力をつける）」事でカバーできるのではないでしょうか？

３に関しては
日々発展するIT技術に接していく中、徐々に最低限の理解はしていただけるはずです。
また、私達が関わる人達は少なくとも、IT技術を活用しようと思っていますので、
理解度を上げていただけるようにサポート努力を惜しまなければ問題ありません。

「人に、いいものを作ってあげる。」
そんな、どこにでもある当たり前の考えを大切に、誠実な付き合いをしていきたいと思います。

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