まだWordPressを使う理由

まだWordpressを使う理由 制作ブログ

WordPressワードプレス(CMS)とは

CMS(シーエムエス)とはコンテンツマネージメントシステムの略で、WEBサイトの管理を簡単にするためのシステムの事です。
WordPressもCMSの一つで、ノーコード(プログラミング無し)でもサイトを作れてしまう優れものです。

CMSには得意不得意がある

CMSには得意不得意があります。

例えばネットショッピングサイトを簡単に構築したいのであればEC-Cube(イーシーキューブ)やshopify(ショッピファイ)などがあります。
「ネットショッピングのサイトを素人が作る」という条件下においては、EC-Cubeやshopifyのほうが優れている場合が多かったりします。
決済の管理などのシステムがはじめから存在し、管理ページ自体もネットショッピングサイトに特化した作りにはじめからなっています。

WordPressでもプラグインやテーマなどによってshopifyと同様の事を再現することは可能ですが、素人にとってはそこが大きなハードルとなります。
同様の事をわざわざWordpressで再現する必要は無いです。

日本シェアNo1とその理由

IT業界においてシステムというものはどんどん進化していくので、「Wordpressはもう古い」とか言われる事も多々ありますが、
2023年現在も日本での利用シェアは80%を超えていて最も使われているCMSです。
世界でもシェア60%で、2位はshopifyです。

弊社もWordpressがブロックエディタを採用する5年程前に、Wordpressはもう古いと判断を誤り、ブロックエディタを採用したその時では最新のCMSの利用を検討していました。
CMSの載せ替えまではしませんでしたが、新規制作のいくつかをその新規CMSを利用していました。
結果はどうでしょう、2019年からWordpressはGutenberg(グーテンベルグ)というブロックエディタを採用し、その新規CMSは勢いを落とし今ではそのCMSの唯一の強みは無くなってしまいました。

プラグインやテーマ等はシェア率に合わせて豊富であるので、Wordpressにかなうわけもなく、そのCMSを使う理由は現在ほぼ皆無です。

つまりシェア率が高いCMSは進化し続けるということ、逆に進化し続けるからシェア率も高いとも言えます。

WordPressをオススメする人

1.弊社のような制作会社やWEBデザイナーなどに制作を依頼する方は、まず制作時に「Wordpressで作って」とお伝え下さい。
WordPressに精通している業者はたくさんあります。万が一のトラブルの場合も対応しやすいCMSがWordpressです。

2.見た目にこだわったサイトを作りたい方は、Wordpressがオススメです。
スタイルシートやCSSでの細かいところの変更はどのCMSでも今は当たり前にできますが、
WordPressで言うテーマは他のCMSのテーマのレベル(スタイルシートやCSS程度)ではなく、コードレベルでのテーマ変更ができます。
つまりサイトとして表現可能なものは無限大です。希望にあったテーマが無ければプログラミング知識は必要ですが、作成する事もできます。
基本的に「こんなサイトできますか?」という質問に対して、できませんと答えた事はありません。

3.こだわった管理システムが必要な方は、Wordpressがオススメです。
シェア率NO1のCMSですので世界中にプラグインが豊富です。それらを利用する事により、開発費用が抑えられます。
また、希望どうりのプラグインが無くても、他のCMSよりもプラグイン自体を開発する為の情報の入手が容易です。

WordPressをオススメしない人

パソコンやネットが苦手だけど、すぐにネットショッピングサイトをクリエイターなどの力を借りずに作りたい。
安価(無料)でショッピングサイトを作りとりあえず決済できるようにしたい。
1ページだけの情報を発信するサイトを作りたい。

上記の場合はEC-Cube、ShopifyやCMS以外のサービスなどを検討してください。

まとめ

WordPressは古い・セキュリティーが弱い・サーバー攻撃されやすいなどマイナスな要素は沢山ありますが、

WordPress古いは未だに進化しているのでクリア
セキュリティーが弱い・サーバー攻撃されやすいはプラグインなどの対策をすればクリア

だいたいのWordpress批判記事は目を通しましたが、Wordpress以上のメリットを提案できていません。
批判は簡単です。

ChatGPIなどの波風で目まぐるしいAIの発展があり、今後どのように変わっていくかは断言できませんが、
特質した場合を除き、2023年の現段階では一般的にまだWordpressを使うことをオススメします。